健康 住宅とは?
Date : 2016.07.04 / Category : 住まいづくり
健康住宅という言葉が最近の流行のようですが、今ひとつとらえどころのない言い方になっていますね。
大きく大別すると ●素材 ● 工法 のふたつにですね。
素材系には 珊瑚壁 シラス壁 無垢材 天然木 柿渋 羊毛断熱 でんぷん糊 和紙 …….…… など ほぼ考えつく 耳触りの良さそうな 言葉が並んでいます。
工法になると 健康空調システム 健康外断熱 エアヘルス など 換気断熱系が多くなります。
また 付加価値をつけるものとして 抗酸化材 吹き付け 微粉炭混入工法 などもありますね。
さて どれが正解なのでしょうか?
住宅は 人が暮らすためのものです。 永く住み続けることが前提です。
まず最初には 建てられる土地 条件に合致した環境 温熱設計 安全・保全の為の設計があり
暮らす人のための設計があり それらを総てまとめ上げることができるのが
まともな設計の出来る工務店だと思います。
それらを考慮することが出来ずに 安易に素材や電力などに依存した工法が先行してしまうのは、
付加価値やオマケを先に考えてしまっているのかもしれません。