家造りと風水
Date : 2013.02.19 / Category :
最近は家相よりも風水のほうがさまざまな本や情報があって家造りに興味のある方はこちらのほうに興味があったり、家相と風水を同じと考えられている方も多いようです。
家相については昨日の記述の通り 古来からの日本の気候風土をもとに各地の特性を取り入れたものですから、建築設計者にとってはそれにだけとらわれるのでなければ、キチンと設計にも取り入れるべき事象もあり総てを否定すべきではなく現在の生活を踏まえ取捨選択すべきというのが私の認識です。
さてそれでは風水についてですが、あくまで私的な意見としてになりますが建築の視点で考えてみた場合 方位 気候的に合致しない部分が多いようです。
その原因はどうやら風水における中心点は中国のあのお城らしいです。 その地点からの気の流れを考察しているものであり 日本の家相のそれぞれの建物の重心から気候風土に合わせた考察とは違うものらしいというのが結論です。
私的な意見ですが、風水については禁忌的方位などはあまり気にすることはないとは思います。
けれども色や角の使い方などインテリア デザイン的要素として感性に訴えたりする部分は流石に長い歴史から発生しているなと思わせられることがたくさんありますね。