見よう!知ろう!感じよう!②
Date : 2015.03.20 / Category :
きのうは住宅見学会のポイントとして、行く前に少しだけイメージをしてみるということをお話ししました。
引き続き今日は・・・
見えないところ
完成してしまうと見えなくなってしまう部分も実は重要です。
骨組みだけではなく、断熱材などもその部分です。
これは、完成見学会やモデルハウスで確かめることは難しいですが、構造見学会が開催されていれば見に行ったり聞いたりしてその会社の詳しい工法を確かめることができます
構造に関する法律はどんどん厳しくなっていますが、断熱に関してはまだ軽視されているような感じを受けます。どんな断熱材を使用するかによってその後の住宅環境を左右することになりますし、家そのものの寿命にも大きく関わるほど重要です。
もし断熱材の質が原因で壁の中に湿気が溜まってしまって内部結露というものを起こしていたとしたら、大切な家の骨組み(構造材)をも腐らせてしまうことにもなりかねません。それだけにとどまらず、壁の中でカビが生えてしまうと、お部屋の中にその胞子が飛び家族の健康に害を及ぼすこともあります。
壁の中なので、なかなか異変に気づくことはできないかもしれませんし、気づいたとしても修復にはかなりのコストが掛かってしまうなんてことになったら悲しいですよね。。。
五感も大切に
目で確かめられることを主にお話してきましたが、実際に見学会に足を運んで感じることが、
何より一番のポイントです。
簡単に言うと・・・
好きかどうか
心地いいと感じるかどうか
です。
どんな匂いがしますか?
どんな音が聞こえてきますか?
どんなふうに感じますか?
ココロと身体が正直に教えてくれるはずです
「木の香りがしてとっても癒される」
「床が気持ちいいからゴロンと寝ころびたくなる」
「なんだか落ち着くので、ついつい長居してしまう」
などなど。
少しでも参考になりますように