私の現場日誌

昨日の打ち合せ(4回目)

Date : 2012.08.28 / Category : 住宅模型/ 家づくりアドバイザー

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昨日は4回目の打ち合せ。
まるで定例会議のようです^^;

今回は室内のイメージを膨らませてもらおうと、手書きの内観パースをお見せしました。

生活の中で一番過ごす時間が多いリビングやキッチンです。
この家には『スタディ・スペース』と称して、ながーい壁付のカウンターとその正面にはコルクボード(ホワイトボードになるかもしれませんが…)が造り付けの予定。
内装の仕上げは、漆喰系の塗料や機能性壁紙を提案しました。

ー 議論 その1 和室は客間?
ー 議論 その2 (いきなりですが^^;)ご近所づきあいってどの程度?

どちらもお客さまをどこまで招き入れていいものか…ご近所さんなら玄関で済ませてもいいのか…と、かなり現実的な議論。
ただ、和室=客間となると、チョッとplanでの位置が変わってきそうな気配。
このままの間取りでOKなのかな?

それから、奥様が…「家の中を片付けたりの家事全般は私なんだから…」とつぶやく。
ん~…大丈夫o(^▽^)oきっと手伝ってくれます(^^)
案外、旦那様が片付けマニアになるかも^^;

ー キッチンは?
意外にもステンレスシンクをご希望。
なので、メーカーはだいぶ絞り込めているとのことですが、これもいっぱい悩んでください(^^)

さて、いつも気になるお供のボク。
今日はだいぶ行動的…ママの側から離れ、テーブルでつかまり立ち(^∇^)…と次の瞬間、テーブルの下で「ゴンっΣ(゚д゚lll)」
ちょっとびっくりしたけど泣かなかったぞ(^ ^)えらいえらい( T_T)\(^-^ )

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【家づくりアドバイザー・(^^)】

『昨日の出来事』のお話

Date : 2012.08.24 / Category : 家づくりアドバイザー

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まるで隠し撮りのような写真になってしまいましたが、昨日の午後、突然のお客さま。

お話は「家 造りたいんです。これから事務所に伺ってもいいですか?」の電話から始まります。
10分くらいで到着できるとのことで、出かける予定をチョッと先送りしてお待ちすることにしました。…けど、事務所の住所のこと、聞かれなかったゾ(; ̄ェ ̄)場所、知ってるんだろうか(; ̄ェ ̄)お名前も聞きそびれて…( ̄◇ ̄;)
面識あったろうか?と大橋と話しながら、とにかくお待ちすることにしたのです。

約10分後…「ごめんください…」いらしたのは7月に開催した住宅完成見学会に来場してくださった、若いご夫婦と男の子のチビちゃん2人とお母さま。

土地は既にあるとのこと…敷地を見せてもらい、いつものように提案模型からスタートすることになります。
俄かに忙しく^^;
嬉しい悲鳴をあげてしまいそうです^^;

【家づくりアドバイザー・(^^)】

本日3回目の打ち合せです

Date : 2012.08.19 / Category : 住宅模型/ 家づくりアドバイザー

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今日は前回の予告通り、おねえちゃんも一緒。
「こんにちは( ´ ▽ ` )ノ」ちゃんと挨拶もできて、さすが、おねえちゃんです。

絵本をたくさん持ってきていて、打ち合せの間中、姉弟仲良く遊んでいました。

ー ところで肝腎な打ち合せは?
新たな要望は?…という宿題だったかと思うのですが、「主人も私も、この間取りが気に入ってしまって」の嬉しいお言葉。

そこで、今回はこれからのスケジュールについてのお話となりました。

奥様が細かくメモをとっていかれましたが、まず 、住宅ローンの件。
融資の相談窓口となる銀行を決めて、事前審査をしてもらうことが必要です。
それから、住宅設備…キッチンやお風呂などのショールームを見に行っていただくこと…などなど。

これから約5ヶ月、しなくてはならないことが山ほどあります。
次回の打ち合せは(予定通りなら)一週間後。

私たちも見積り作業や確認申請などの設計図書の準備が始まります。
【家づくりアドバイザー(^^)】

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2回目の打ち合せ

Date : 2012.08.14 / Category : 住宅模型/ 家づくりアドバイザー

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「わぁ!すごーい!!」奥様の第一声(^^)
提案1回目の模型への感想です。

7月末に1回目の打ち合せ後、初提案です。
いつものように、屋根を外して、2階の床を外して、planの意図をお話ししていきます。

ー 新たな要望は?
最初の模型をとても気に入ってしまわれたようで、すぐに次の要望は出てこないようです。
けれど、模型を見ることでご主人様、奥様の「家を建てる」という事への考えが進んだように感じました。

ー 新たな要望が出てこなかったので…
設計者から「(持ち帰っていただく)模型を見て、いろんなことを想像してくださいね。」の一言。
これから建築すると竣工は冬…暖房の事や太陽光の射し込み方を考えなければなりませんし、それに関連して窓の向きや大きさも大切な検討点です。

次回の打ち合せは一週間後。
今回はご主人様と奥様と抱っこされてるボクでの打ち合せでしたけれど、次の時は保育園に通園しているおねえちゃんも一緒とのこと。にぎやかな打ち合せになりそうです。
【家づくりアドバイザー・(^ ^)】

夕景の家 

Date : 2012.07.17 / Category : 未分類

この夕陽を見るために、ここにセカンドハウスを建てたいとのお施主様の願いで創った夕景の家。  本当に夕日が贅沢です。 こんな風景をいつでも見られるなんて!

建築士 詐称事件に思う。

Date : 2012.07.16 / Category : news >/ まちづくり/ 新築

国土交通省は11日、男性3人が1級建築士免許証を偽造し、新潟、三重、大阪各府県で建築士に成り済まして業務を行っていたと発表した。3人によって建てられた建物は確認されていない。他にも同種の事例があるとみられる。
国交省は建築士法に違反するとして、関係先に刑事告発するよう依頼するほか、来週にも全国11万カ所の建築士事務所に所属建築士の免許登録を確認するよう文書を送付する。
国交省などによると、3人はいずれも建築士資格を持っておらず、他人の免許証のコピーを切り貼りするなどして名前と生年月日の部分を自分のものに差し替え、免許証を偽造していた。
三重県では建築士事務所を開業し、建物を建てるために必要な「建築確認申請書」2件を県に提出。新潟県では大手住宅メーカーに勤務し、契約時に持ち主に設計内容などを説明する「重要事項説明」を行っていた。いずれも建築士免許がないとできない業務という。

なりすましの建築士の問題はずっと以前からです、ここ最近はインターネットを利用しネットだけ建築士も急増しています。

大手住宅メーカーがリスク回避と社内リストラを進めるために取った個別の設計を無くし設計外注する手法を中小も真似た結果 規格化パターン住宅が増え、建築士を必要とする部分を申請のみとした弊害です。

「元(はじめ)の家」完成見学会のご案内 7月20.21.22日

Date : 2012.07.12 / Category : 新築

「気軽に集えて、家族が一緒で 明日の元気のもとになる家」という願いを込めて、名付けた「元(はじめ)の家」がまもなく完成します。
思い起こせばこの家のプレゼン用模型をHP上にUPしたのが今年の2月。

幾たびかの変更を加えながらここまで来ました。若いご夫婦と小さなお子様の夢や希望が随所に沢山込められた「たったひとつしかない」素晴らしい家です。

完成見学会、お気軽にお越しください。お待ちしております。

 

「元(はじめ)の家」のお施主様から有難いお言葉を頂戴致しました。
『いくつものハウスメーカーや地元工務店を廻り、最後に辿り着いたの
がサンセイ技建さんでした。様々な疑問や不安を一つひとつ解決してく
れ、プレゼン用の模型を何度も作ってもらい、それを直しながら夢を実
現する事が出来ました。最終的になぜサンセイ技建さんに決めたのかは
実際の家をご覧頂き、お話をお聞きになれば、お分かりいただけると思
います』
お施主様のこのお言葉、心に沁みました。感無量のお言葉です。

 

住まいづくりと煙草

Date : 2012.07.10 / Category : 未分類

嫌煙権と言われ久しく喫煙されている方には厳しい世相になってきています。

住まいづくりの観点からみても、残念ながら禁煙していただくのが正解です。

なぜならこの30年ほどで以前とは比較にならないほど住宅の気密性は高まっているからです。

 

今現在 一般的な工法で普通に家を作ったとしても、断熱・気密に関する性能は30年前の数十倍となります。 したがって無知 無計画な住宅づくりをすると健康を害してしまう家がどんどんできてしまっていた時期があり社会問題にもなりました。

そのため建材の規制と合わせ計画換気を平成15年に制定したものがシックハウス法です。

さて法律で規制しなければいけないほどの気密性を持つ住宅の中で煙草を吸うことが何を意味するかはお分かりになると思います。 

それでもどうしても住宅の中で煙草を吸いたい方におすすめは 他の部屋に影響のないクリーンルームと自家発電装置の取付 熱交換型の換気扇 循環型でない外気導入型エアコンを導入すれば大切な家族に影響はないでしょう。

 

安易に電気式換気に頼った高気密高断熱住宅は 電気が止まれば換気をしません。

また自然還流型の高気密は中越地方の冬では作用するモデルではありません。

家はどんな時でも家族を守る傘であるべきです。

結論 家造りと家族を考えたら煙草はやめましょう。

 

 

 

 

元(はじめ)の家の基礎

Date : 2012.07.06 / Category : news >/ プライベートデザイン/ 新築

完成の近づいてきた元(はじめ)の家ですが、よく見ると周りの建物とあきらかに違っている部分があります。  階段がほかの家よりも一段多く また基礎に一本ラインが入り 見た目でも高さが全然違っています。

 

 

 

 

 

 

 

なぜ こんなに違うのでしょうか? 私はお施主様が将来にわたってこの家に住んでいただくため精一杯の設計をさせていただいています。 工事の手が離れてから先の長い将来も長持ちし健康を守る住まいであってほしいために これ以上 周りの土の高さを上げてはいけませんとラインを入れています。また床下の通風を守るために他社のべた基礎よりも数十センチ高さを上げています。 鉄筋の間隔 太さも最適になるよう設計の都度構造計算をやり直しています。

写真の 低いほうの基礎は循環型高気密の家ですが、これではまだ施工の途中から澱んだよくない空気を 循環させてしまう予感がしてしまいます。

私たちの行うすべての設計工事は 長く将来にわたりお施主様がが快適に住み続けていけるようにとの願いからです。

こんな家もありました。中堅有名メーカーですが、もう引き渡されお客様が住まわれているのに配管はむき出し しかも基礎を破って横に配管が入っています。これでは遠からず床下が湿って澱んでいくことになるでしょう。

年間数十棟も建築している会社とは到底思えません。

 

 

 

 

 

 

循環型高気密高断熱住宅に思う。

Date : 2012.07.04 / Category : news >/ プライベートデザイン/ 新築/ 未分類

高気密高断熱住宅に加え、最近は地熱利用などの循環型高気密高断熱を売りにする工務店さんも増えてきました。  元の家近くでもパネル式耐力壁、地熱利用高気密高断熱の家が建築中です。 近くなのでどうしても現場作業が見えてしまって??? 高気密高断熱なのに作業している大工さんが休憩時に建物内で一斉に煙草を吸っている姿にびっくり  今手がけている家にお施主様がどういう思いを託しているのか伝わっているのでしょうか?・・・・・・・・・

まあそれはそれ、工務店さんにもいろいろな考えがあることでしょうから。

循環型高気密高断熱は図のようなシステムで成り立っていると説明されています。では何が問題なのでしょうか。 あくまで私的な意見です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

単純に言って、雪が積もれば屋根頂部で排気ができないので冬季は空気が循環していない。

もう一つは普段の生活でまず見ることのない床下や小屋裏のをあえて家じゅうの熱交換のために循環させていることです。

給排水の通っている床下やほぼ確実にお客様ご自身で見ることのないだろう小屋裏などの循環空気はあまり積極的に使うべきではないと思います。  イラスト上では出ていくだけなので入ってくることは無いと多分に反論されるとは思いますが、実際は入ってくることがなければ出ていくこともありません。  万一にもそんなことはないとの反論は、空気の還流が建物形状によって解析され実証されていない限り空論でしょう。

強制的に機械換気を行っても澱みはできます。仮に強制換気で計画すれば電気が止まれば建物は死にます。 配管は経年劣化があります。 人間が快適な環境は菌類 昆虫 小動物にも快適な環境です。

完璧な計画ができない限り見えない部分の空気を私は積極的に循環させたくはありません。

 

木の外壁に思う。

Date : 2012.07.02 / Category : まちづくり/ 新築

無垢材や自然素材を多く取り入れる家が多くなっています。 それは良いことなのですが、ハウスメーカー 工務店さんの中には、無垢 自然のイメージが出しやすいと外壁にも木材を使っているのがここ最近多く見られます。
しかし私は 法規上OKであっても、安易に使ってはいけないと思っています。 何故なら法規上の延焼の恐れが無いという言葉が示しているのは、隣の家事を発見してから、逃げる猶予が有る、命だけは守れるのというが趣旨です。

20120702-184004.jpg 私も消防団に在籍し実際の火災に何度も対処してきました。
建築法規の二階で5m 一階で3mの距離などは、火災時には気休めです。燃える部分があれば、二軒くらいは簡単に飛び越してもあっという間に燃え広がります。もし法規をクリアしてると施工者側が勧めても、将来近隣に絶対他の家が建たない保証がない限り、安易に木材の外壁は使わないことです。 設計者の中には、大断面集成材やログハウスの木材の使い方を外観だけで判断し同じように使えると誤解している場合が往々にして見受けられます。
しかし住宅の基本は 生命 財産 を守り 家族を見守ることを設計 施工者は忘れてはいけません。
建築の歴史はつねに火災と地震に対峙してきたのですから。

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割烹豆腐 心豆庵

Date : 2012.06.30 / Category : news >/ 住宅模型/ 店舗/ 新築/ 未分類

今朝 割烹豆腐 心豆庵さんから トイレと扉の調子を見て欲しいのでちょっと寄ってほしいとのお電話がありました。

さっそく道具を持っていき調整終了。するとご主人が『ちょっとこっちへ』と手招きされ行ってみると祝儀袋を渡されました。

いったいなんですか?の問いにご主人から『ありがとうやっといろいろと目途がついて一区切りだよ。本当は一緒に飲む機会が欲しかったんだが、お互い忙しくて、今はこれで・・・ 些少だけど受け取ってくれ』と言われました。

その瞬間 二年前不幸にして火事に遭われた心豆庵さんの一からの工場の建て直し 住宅の建て直しに関わらせてもらったこと。

工場の時は、自分は本来は設計申請だけだったはずが、火災にあったご主人の足元を見るように工事金額をどんどん吊り上げていく業者にご主人とともに憤り、工事進行中でしたが全業種 業者ををストップ 交替させ分離発注にしたこと。

その後地元では遺恨の残るらしい業者からは 娑婆壊し(シャバコワシ) と言われ 呑気なじぶんも結構 胸に堪えたこと。工場も住宅建築の時の何度も模型やパースを見ながら夜遅くまで打合せしたこと 住宅の完成した時の奥さんの満面の笑みなど 様々なことを思い出し あの時、筋と意地を通してよかったと 改めて思い返し感激しました。

今 心豆庵さんは 豆醍醐やおからドーナツ おぼろ豆腐などを工場やさまざまなところで販売しお客様に大好評を得ています。 市外からも工場にわざわざ訪れるお客様も休日には特にいっぱいです。 ご主人体に気を付けて、たまにはシッカリ休んで頑張ってください!

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元の家 足場が取れました。

Date : 2012.06.29 / Category : 住宅模型/ 新築

ようやく足場が取れました。

20120629-190440.jpgさて、足場がなくなったので、周りの掃除をしていると、後ろの家から奥さんが《掃除屋さん 大変だね。 うちなんか見てよ、先月完成したばかりなのに、周りはゴミと石だらけ、家を建てた業者に言ったら別途料金と言われた(;゜0゜) 今本気で怒っているんだからね!! 絶対残りのお金は払わない!》 とえらい剣幕でした。
それは大変でしたね。と言うと、《あんたのところみたいな会社に頼めば良かった。 今度社長を紹介してよね。》
いや、実は僕がとりあえず社長なんですが、と更に《何であんたみたいな人に出会えなかったのかね?》とまず褒めていただいたと思っております。

20120629-191703.jpg写真の左が 元の家の現場 左が先週引き渡されていた家 奥が当の奥さんの家です。 これで引き渡すのも両社とも勇気があるなあ。

運輸会社 倉庫 建方 完了

Date : 2012.06.29 / Category : 店舗/ 新築

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20120629-153943.jpg 越路の運輸会社倉庫 鉄骨建て方完了しました。
信越線の線路が隣接しているので、レッカー作業はJRに届けて運行ダイヤに合わせて作業を行うなど細心の注意を払ってきましたが、やっと鉄骨終了しました。 一段落つきました。