今朝の新聞。
昨夜の速報で、鎮火ではなく『鎮圧』と報じていたのが気になりました。
取り敢えず類焼・延焼は食い止められたんだ…と一息つけた感はありましたけれど、まだまだ大変そうです。
木造…密集…いろいろな条件が重なって大きな被害となってしまったことは、建築…ことに設計と申請に関わる業務がメインのワタシにとって、考えさせられることがたくさんあります。
なぜ外壁や屋根を燃えないもので覆わなければいけないか、改めて考えなければいけないと思いました。
大分前のことですけれど、ある建築の雑誌に緩和規定を利用して木製の外装にした家の詳細を特集していました。場所は住宅街。
本来は外壁を木にする事は制限されているはずの用途地域で、防火関係の規定もあったように記憶しています。
木をたくさん使えば、とても雰囲気のいい建物になります。
でも、ひとたび火災が起きれば延焼を遅らせる効果は期待できませんし、リスクが大きすぎます。
防火や耐火の規制は、人が無事に避難するために時間を稼ぐためにあるのだと思いますし、 緩和できるからと安易に木を使うのはよくないように思えます。
見た目の良さをとるか、安全をとるか…ワタシは迷わず安全をとりたいと思います。
過去のblog→ 大橋ブログ 『木の外壁 いいんだけれどもな〜』
耐震診断と耐震改修の工事をさせていただいた事からお付き合いが始まった素敵なおばあちゃまがいます。
何年か前にお家の中で転んで骨折して、その時には介護保険を利用してのバリアフリーリフォーム。
福祉住環境コーディネーターとして、ケアマネージャーさんや理学療法士さんと一緒に改修計画に関わらせていただきました。
今回は「押入れを洋服入れにしたいのよ」との依頼です。
お話を聞くと…
・高い位置の洋服掛けだと踏み台が無いと上部のハンガーに届かない
・もう転んで骨折したくない
・この際だから、洋服も減らすよう整理する
固い決意の本、おばあちゃまの手を伸ばした高さに合わせて押入れにパイプを取付。
ついでに廊下。
クッションフロアの継ぎ目が捲れてつまずきそうになっているところ、抑えの金具でちょちょい♫大工さんが気を利かせてくれました(*^^)v
作業は時間にして半日です。
住みやすくするためのプチ・リフォーム♡
気軽にご相談ください♡
先日見つけたとある情報誌の1ページ。
和紙畳の注目記事が載っていました。
いぐさの畳よりも割高にはなりますけれど、ゆめいろstyleの仕様menuの 彩り・きなり のシリーズは『和紙畳』を標準設定しています。
従来のいぐさの畳に比べてカビ・ダニの発生が少なく、お手入れがし易い上に色褪せし難いので『キレイ』が長持ち。耐久性もあります。
↓ 事務所に置いてある畳のサンプル。左がいぐさ、右が和紙です。
だいぶ色褪せしちゃいました。
和紙畳は(当たり前ですが)和紙なので新畳の香りがしないし、畳縁をつけないことも多いので、和室のイメージがわきにくいかもしれません。
でも、和紙なので緑の畳ばかりではなくて、ほんのり桜色だったりベージュだったりと色付きも選べてコーディネートを楽しむこともできます。
施工事例→ こだわりいっぱい!コンパクトだけ大空間の家 O様邸
長岡まつり8/2、8/3の2日間で事務スペースを引っ越ししました
引っ越し…と言っても1、2階を入れ替わることになっただけなのですけれど。
大きくて重い机や棚の移動は、大工さんが2人、応援に来てくれてとても助かりました
こんなに広かったんだっけ…
ココで思い出すのは、1年半以上前の三ツ郷屋事務所からこの希望が丘事務所へ引越しした時の事
たくさんの荷物を運んでもらって、内装屋さんに漆喰塗料を塗ってもらいながら…大工さんに腰壁や棚を造ってもらいながら、とにかく移動をした…という感じでしたっけ
想うコトいっぱい→事務所 引っ越しました
想うコトいっぱい→事務所 引っ越しました その弐
1階のこのスペースは、これから『ゆめいろスペース @yumeiro.happy』として使わせていただくことになります
いままで赤ちゃんを抱っこしながら上り下りするママがケガをしないか心配だったコトから今回の引っ越しに繋がった次第。 今月8月企画の木工教室・クラフト教室から活躍の予定です。
ぱっ!と見には夜逃げにも見えかねない状況…でも、ちゃんと2階で仕事してますよ
間もなく呼鈴も付きます
基本である『素』を再度確認するようなことがここ最近、いくつも起きています。
体験セミナーを通してママと赤ちゃんが来てくれるようになって、それを特に感じるようになりました。
木の確認をするように小さな手で触ってくれている様子…うれしくなります
← リフォームをしたばかりの頃の事務所の床。
日焼けをしていないのでまだ、白い感じがします。
時間が経ってだいぶ色は変わってしまいましたけれどやさしい感触は変わっていません。
先週、ラジオ局の営業の女性が立ち寄ってくださって、お話の流れから2階のゆめいろスペースへご案内。
事務所へ入ってもらうときは必ずスリッパを履いていただくのですけれど、帰るときにスリッパを脱いで無垢の床に足を置いた瞬間に床の感触にはっとして表情がやさしく変わります。「床、気持ちいいですね」当然です、お値段が安くたって、節がたくさんあったって無垢の板なんですもの
大橋ブログ→ リトミック ミニセミナー
わたしの現場日誌→ それぞれ
スタッフブログ→ 思わず忘れちゃう気持ちよさ