ニューコンセプトの家
Date : 2016.08.13 / Category : 長岡の住まいづくり
Date : 2016.08.13 / Category : 長岡の住まいづくり
自然素材という言葉 が大流行りしていますが、自然素材とは実態はなんなのでしょうか?
日本は均一の自然条件ではありません。
特に新潟県 の中越地方は 高温多湿 プラス 積雪 夏と冬の日照時間の大きな違いと 日本国内でも 特別な地方です。 材料 工法でいえば 長野県 関東圏までは使用できても 新潟県はできないとか 山形秋田で使用できても新潟では使わないほうが無難とされている資材などが有ります。
なんとなくイメージが良いからと 沖縄 九州 などの南の方の材料 や内装材
木材 フローリングといえば遠く東南アジアや中国などからの輸入材が いかにも健康そうに自然素材とされています。
けれども、それが新潟県 中越 長岡において良い材料かどうかは 家の造り方 構造 工法 設計法により大きな違い 開きが出てきます。
九州 関東圏まではでは良い材料であっても それが ここ中越 長岡で良い材料とは限りません。
同じ土地を見て良い土地ですね〜 と話した時に 、そこに住もうとしているお施主様 ・売ろうとしている不動産屋さん・ 建てようとしているハウスメーカー 工務店さん・ 設計をしようとする設計屋さん それぞれ見方が違ってきますよね。
お施主様は将来にわたってそこで生活してゆく基盤としての土地選び
不動産屋さんは売り手側として早く売れる土地が 良い土地で、お勧めの土地なので 作る側が手早くプランを嵌めて売れてくれれば それが一番の良い土地。
ハウスメーカー 工務店さんは そこに自社のプランが嵌って 施工に支障が無いのが良い土地
設計屋さんは土地条件の中で最大限の良い住まいを考えるのがそもそもの仕事ですので、お施主様とその土地についてご一緒に考えて答えを出します。
私たち ゆめいろプラスの家も全員が設計士としての視点でアドバイスさせていただいています。
不動産屋さんや施工側の 言う良い土地だけでなく 気になる場所 ところがあれば一度相談してみてください。
きっと新しい考えが開けてきます。
Date : 2016.07.21 / Category : 長岡の住まいづくり
最近 同業者との話で暫しば この家は売れないんだよな とか これは当たったよとかとか 言われるので 思わず???? となっていたのですが、 実は 殆どの工務店が 設計業務を辞めてしまっていたり 外から売れる住宅の図面 仕様を買ったりと責任を持たず 外部委託にしていたんですね。
売れることはマーケティングの道理には合致しているのでしょうが、建築 住まいづくりの我々が目指し連綿として積み上げてきた 棟梁としての大事な 場所を読む 先を読む 目の前に居られるお施主様のためにどこにもないたった一つをつくりあげる という心が何処か 遠くに行ってしまったように感じてしまいます。
私たちとご縁ある方にはけっして 売れる 売れないでは お勧めすることが無いことを願います。